東京大は10日、一般入試の合格者を発表した。志願者9432人に対する合格者は2993人(男子2411人、女子582人)で、女子の割合は19・4%(前年度比2・4ポイント減)となり、2年ぶりに2割を下回った。

東京大学・赤門

 一般入試のほか、学校推薦型選抜などを含めた合格者は3130人で、このうち女子は646人、割合は20・6%(同2・1ポイント減)だった。

 女子の割合が減少したことについて、記者会見した藤垣裕子副学長は「減少は残念だが、引き続き女子学生を増やす取り組みを実施していきたい」と話した。