大学入試センターは28日、今年1月に行われた大学入学共通テストの外部評価結果を公表した。全30科目中「韓国語」を除く29科目が総合的に「適切な出題だった」と評価された。「英語」のリーディングや「政治・経済」などでは「文章量が多い」といった意見もついた。
大学入学共通テストに臨む受験生たち(1月13日撮影)
センターは毎年、高校教員らによる外部評価を実施している。共通テストになってからの平均点が過去最低となった「英語」のリーディングは、「試験時間に照らして文章量が多く、問題数を減らして構成を変更することも検討できる」と指摘を受けた。「政治・経済」も「文章量がこれ以上増えると、思考力を働かせる時間が限られてしまうため、文章量の制限が必要」と注文がついた。