交換留学生「広島で戦争の現実に直面」広島平和プログラムに参加。2024年7月6日(土)と7日(日)に、龍谷大学で学ぶ交換留学生14人(9か国・地域)が広島平和プログラムに参加しました。このプログラムは、龍谷大学と本願寺広島別院の共催事業で79年前に広島と長崎に原爆が投下された季節に合わせて開催。今回で26回目を迎えました。初日は、本願寺広島別院での「全戦争死没者追悼法要」に参列し、その後、原爆被爆者の才木幹夫氏の話を伺いました。講演後、学生たちから質問が途絶えることなく、西本願寺にゆかりのあるアメリカからの高校生、広島の高校生も交じえて、核兵器廃絶や世界平和について意見交換を行いました。学生たちは、「戦争は決して起こるべきではなかったことを再認識した」、「中国の高校では広島の爆撃について深く教えられていない」、「才木氏の話を聞いて泣いた」、「広島の歴史を友人や家族と共有したい」といった感想を述べました。また、同日にドイツ、フランス、中国からの3人の学生が地元のテレビ局TSSのインタビューを受け、放送(7月29日)とYouTubeでも配信される予定です。2日目は、広島平和記念資料館と平和記念公園、その後、船で広島に渡り、昼食をとり、もみじ饅頭作りを体験し、厳島神社を参拝しました。本願寺広島別院のスタッフの皆様のご厚意に感謝し、このプログラムが学生たちの心にさらなる世界平和を求める種を植えてくれることを願っています。