学校法人四国大学は、徳島市内で運営する短期大学部の人間健康科(食物栄養専攻、介護福祉専攻)と、音楽科について、2026年度以降の募集を停止すると発表した。同時に大学では、経営情報学部のメディア情報学科の募集を停止し、デジタル創生学部(仮称)を新設する予定。
同法人によると、人間健康科は短期大学部が徳島家政短期大学として開学した当初に1961年に家政科として設置し、2010年から現在の名称となった。
開学時に設置した食物栄養専攻は栄養士らを、89年からの介護福祉専攻は介護福祉士らをそれぞれ育成。音楽科は67年から置き、小中学校の教員や音楽教室の講師らを育てた。しかし、少子化や4年制大学志向の高まりで志願者が減少。近年は両科で定員割れが目立ち、定員を絞ってきたが、停止を決めた。
26年度から短期大学部は、ビジネス・コミュニケーション科(定員75人)、幼児教育保育科(同60人)の2学科のみになる。同法人は募集停止になる学科・専攻の在校生には大学への編入、就職などで支援を強める。
デジタル創生学部の新設を発表する関係者(徳島県庁で)
一方、大学では経営思考を持ち、デジタル技術やICT(情報通信技術)を駆使して社会に貢献できる人材育成を目的に、メディア情報学科を充実・発展させてデジタル創生学部に引き継ぐことにした。
同法人は「学生の多くが県内から入学し、県内で就職している。今回の再編を機に一層、地域に貢献できる人材を育てたい」としている。
