留学生寮の防災訓練(10月23日)を実施しました。龍谷大学の留学生寮ミトラ館、りゅうこく国際ハウス、龍谷会館で留学生が防災訓練を行いました。毎年2回行っている防災訓練は実際に寮で火災が発生したという想定で、避難方法や消防署への通報方法などを確認し、レジデント・サポーターも留学生も、緊張感をもって訓練を行っています。今回ミトラ館では、実際に消防署の方が来て、事前打ち合わせから詳細な指導があり、避難訓練、通報訓練、消火訓練を行いました。消火器の使い方について学び、消火器を使って火に見立てたものを消火する練習をしました。多くの留学生が消火器を使った経験がなく、消火器に興味津々でした。消防隊員から、消火する時のポイントは、「炎を消火するのではなく、燃えているものを消火する」、「炎の高さが自分の身長ぐらいであったら消火器で消火できるが、天井まで炎が広がっていたら、すぐに逃げる」、「消火器を使うと15秒ほど噴射し続ける」などを教えていただきました。訓練終了後、消防隊員からの講評で、「火事が起こったら、必ず階段を利用すること」、「両手には何も持たない状態で逃げること」といった重要なアドバイスがありました。また、留学生とレジデント・サポーターで消火器がどこにあるのかを実際確認し、緊急時に備えられるようにしました。消防隊員から留学生に救急車、消防車、警察を呼ぶ時の番号を知っているかどうか質問があり、皆で再確認をしました。さらに、留学生が消防署の方に質問し、緊急時の対応の仕方について教えていただきました。今後も定期的に防災について留学生と確認していきます。