今年度の全国の小学生は約594万人で、初めて600万人を下回ったことが、28日に発表された文部科学省の学校基本調査(速報値)で分かった。
調査は5月1日時点。発表によると、全国の小学生は594万1729人(前年度比10万7956人減)で、中学生は314万1166人(同3万6342人減)だった。小学生は35年、中学生は3年連続で過去最少を更新した。
国公私立の大学に通う学部生は262万8539人(同4236人減)だった。全体では10年ぶりに減少に転じたが、女子学生は120万5652人(同1346人増)で過去最多となり、全体に占める割合も45・9%で最高を更新した。