不登校の中学生対象の宮崎の学び舎、「昼間部」も開校…夜間部と教室など共有・教職員は別
naoai2025-04-25T18:01:11+09:00不登校の中学生が対象の「学びの多様化学校(不登校特例校)」として宮崎市が設置した市立ひなた中・昼間部が23日、開校した。新入生15人と、転入生となる2、3年生31人の計46人が在籍し、同日から授業も始まった。式典であいさつする渡会校長 学びの多様化学校は学習指導要領にとらわれず教育内容や授業時間を柔軟に決められる文部科学省の指定学校で、宮崎県内では昨年4月に開設された延岡市に続き2校目となる。宮崎市立ひなた中は夜間部が昨年度から運営されており、教室や備品は昼間部と共有することになるが、指導にあたる教職員は原則異なるという。 この日は教室として使う市教育情報研修センターで式典があり、 渡会(わたらい) 洋一校長は「皆さんが新しい環境で学ぶことに挑戦するため、この舞台に上がったその姿は既に感動を生み出している。どうぞ自分を誇ってほしい」とあいさつ。生徒全員の氏名を読み上げ、新たな門出を祝った。